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空は奇麗で、蝶が踊る。
僕とともに、時間とともに
小児科の忙しくなる時期は、夏休みと冬の風邪の集中しています。逆に、入学式、卒業式の日は開店休業状態です。
話をもとに戻しましょう。
子供の麻酔は、大人とちがって吸入麻酔、つまりガスが使われることがほとんどです。臭いので、子供は嫌がりますが、それを無理やり押さえつけ、笑気、セボフルレンという名前のお薬を、口からすってもらうのです。これは、緩徐導入と呼ばれます。麻酔の聞き始めは少し暴れますが、時間がたつにつれ、麻酔が効いてきて、ぐったりとしてきます。
麻酔を醒ます時は、ガスを切り、筋弛緩薬の拮抗薬(効き目をなくすお薬)を投与します。
これから手術を受けられるお子さんがいらっしゃる方のお役に少しでもたてられたら幸いです。
明日はきっといい日になる
また失敗しなければいいんだ
私は人に幸せを与えることができる
救急にまたまわらなきゃいけないのも、トラウマをなくそうという巡り合わせです
自分を信じて
嫌なことでも、大丈夫
もう終わってどうしようもないのに。
どうしていつもこうなんだろう。
調子がよくない。心が疲れてる。
忘れてしまいたい……
私がいつか書こうと思っている小説のタイトルです。内容はまだ未定。ブログにはあげず、ひっそりと書いていく予定です。って医者がこんなタイトルの本出していいんですかねぇ(;^_^A5年の長期計画ですすめていくつもりです。
己の内なる声を聞け
答えはおのずと導かれん
今日は、子宮筋腫の患者さんの、子宮摘出術でした。
この手術は、とても気を使います。というのも、40歳代、50歳代という、若い患者さんがあたるからです。
はっきり言って、40歳というのは、医療の世界では、若者です!ピチピチです
そんなピチピチの患者さんのお腹をきらせていただくのでございます。
さて、輸血用の点滴を入れる時間がやってまいりました。
ばんそうこう、針等々を準備します。
右手に針を持ちます。
そして、針を刺したぁ!!!
血がかえってこない!!!
失敗だぁ
先輩にいれてもらいました
さて、気をとりなおして。今日はプロポフォールというお薬で寝てもらいます。機械にセットして、お薬を入れて、注射開始!
マスキュラックスという、筋弛緩薬をいれます。筋肉をやわらかくするお薬です。
さて、筋肉がやわらかくなるということは、呼吸の筋肉も柔らかくなるということです。
ここで、呼吸がとまります。もちろん呼吸がとまったままでは患者さんが死んでしまいます。
ここで、人工呼吸器の登場!酸素をいれて、バックをもんで、患者さんが死なないように頑張ります。
のどに呼吸用のチューブをいれて、準備完了!
手術がはじまりました。
産婦人科のせんせい「メス」
看護師さん「はい」
手術がすすんでいきます。
ここで、患者さんが………
動いた
産婦人科の先生「患者さんがバッキングしているぞ!マスキュラックスを追加しろ」
私「はいぃぃぃぃぃぃ」
こんなことが3回もありました。長くて1時間もつ薬が、20分で切れてしまいました……因みに、普通はありませんです、はい。
今日の患者さんは、特別薬が効きにくかったらしく、手術が終わってからも、いたいとおっしゃってました
主治医の先生、お薬の追加お願いしますね。
病棟にあがる(手術室、外来から病棟に帰ること)
12時出し(12時に患者さんに手術室に入ってもらうこと)
ホッチキス(手術の最後の傷をしめる機械)
カニのつめ(手術の道具です)
トン(扁桃腺摘出術)
そして、お持ち帰りは、摘出した臓器を医者が検査のため、持ってかえることです。
さらに、医者や、専門の科がかわるごとに、用語も少しずつかわってきます。
すごいのが、機械だしの看護師さん(医者に道具を渡す人)医者の手術を見ながら、次に何が出るかを判断し、医者が言った機械をすぐさま手渡すのです。
「メス!」
「はい!」
のメスを渡す人です。
かっこいい!!!
なんちゃって麻酔科医の人間観察は続きます(^^)v

駆血帯をもってきて、
「それじゃあ練習してみよっか!」
といってきてくれました!!!!
ありがとうございます(^^)
大好きです!