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これで、患者さんに合法的に麻薬を使えるようになります。
どういうメリットがあるのかというと……
上級医を呼ばなくてすむ!!!!!!
えと……
それだけじゃなくて、ガンの末期の患者さんや、手術で痛がっている患者さんに、麻薬を合法的に投与することができるようになります。
おなかを切ったら、もちろん痛いです。
麻薬を投与することによって、痛みをやわらげます。
ただ、この麻薬の処方量。諸外国と比べて、日本は少なめです。
痛がっている患者さんにはもうちょっと処方してもよいのでは!?と思います。
先生「アンタ寝てたんとちゃうんか?」
怖いぃぃぃぃぃぃぃ
私、何かしましたか……
遅刻したから怒ったんですか……
明日は先生の機嫌がなおっていますように。
特別な手技なので、オーベンの先生がやってくれました。
が、……入らない
そして鼻血が……
ごめんなさい、患者さん。
あ、手術は無事に終了しましたです、はい。
今日は、子宮筋腫の患者さんの、子宮摘出術でした。
この手術は、とても気を使います。というのも、40歳代、50歳代という、若い患者さんがあたるからです。
はっきり言って、40歳というのは、医療の世界では、若者です!ピチピチです
そんなピチピチの患者さんのお腹をきらせていただくのでございます。
さて、輸血用の点滴を入れる時間がやってまいりました。
ばんそうこう、針等々を準備します。
右手に針を持ちます。
そして、針を刺したぁ!!!
血がかえってこない!!!
失敗だぁ
先輩にいれてもらいました
さて、気をとりなおして。今日はプロポフォールというお薬で寝てもらいます。機械にセットして、お薬を入れて、注射開始!
マスキュラックスという、筋弛緩薬をいれます。筋肉をやわらかくするお薬です。
さて、筋肉がやわらかくなるということは、呼吸の筋肉も柔らかくなるということです。
ここで、呼吸がとまります。もちろん呼吸がとまったままでは患者さんが死んでしまいます。
ここで、人工呼吸器の登場!酸素をいれて、バックをもんで、患者さんが死なないように頑張ります。
のどに呼吸用のチューブをいれて、準備完了!
手術がはじまりました。
産婦人科のせんせい「メス」
看護師さん「はい」
手術がすすんでいきます。
ここで、患者さんが………
動いた
産婦人科の先生「患者さんがバッキングしているぞ!マスキュラックスを追加しろ」
私「はいぃぃぃぃぃぃ」
こんなことが3回もありました。長くて1時間もつ薬が、20分で切れてしまいました……因みに、普通はありませんです、はい。
今日の患者さんは、特別薬が効きにくかったらしく、手術が終わってからも、いたいとおっしゃってました
主治医の先生、お薬の追加お願いしますね。
駆血帯をもってきて、
「それじゃあ練習してみよっか!」
といってきてくれました!!!!
ありがとうございます(^^)
大好きです!
次からは失敗しないようにします。
でも、今日は目標のルート取りができたからよしです!!!!(^^)
といっても補助付きですが(あたりまえだ!!!!!)
一日に二件も!初日に二件は大変でした。
あまりに疲れたせいか、途中でお昼寝してしまいました。
明日も頑張りますです、はい。
午後からいけたからいいんだい!
ごめんなさい!!!!
明日はきちんと行きます。
行けるかな。復職早すぎた?
みんなに遅れてしまうという焦りと、こんなんでこの先何十年もやっていけるのだろうかという不安があります。
有給を取っているだけと、自分に言い聞かせる日々です。