春生まれの医者「はる」による、一人前の医者になるために闘い、持病のうつと闘う。そんな日々。
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どこまでお腹の中身がなくなっても、人間は生きていけるのだろうか。
外科の手術に立ち会っていると、ふと思ってしまいます。
大変な手術を乗り越えて、それでも元気に暮らしている人のことを思うと、人体の不思議、そして人間の生命力の凄さを感じます。人間って、すばらしいです。
さて、本日は、お腹の中身を取ってしまおう!という方の手術のお手伝いをさせてもらいました。
大腸癌です。
周りへの浸潤が激しく、膀胱をとってしまわなくてはいけなくなりました。
準備も大変です。普通の点滴を一本、輸血用の点滴を二本、血圧と心臓の機能をはかる点滴を一本(フロートラック)、首から、血圧が急に下がった時に、特別なお薬を入れる専用の点滴を一本(C-V)。
じゃんじゃん出血するので、どんどん点滴をいれていきます。
なんとか無事に手術が終わってよかったです。
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